コースで提供される講習内容
MFA チャイルドケアプラス
小児、乳児、成人のための救命法(CPRやAED)と救急法(急病やけがを含む一般的な応急手当て)の両方を幅広く習得する6〜7時間のプログラムです。子ども達の健康上の緊急時に対応しなくてはならない人々に最適な講習プログラムです。
≪受講対象≫ 受講制限はありません。
■ 保育関係者
■ ベビーシッター
■ 教職員
■ 介護施設の職員
■ 親や祖父母
■ 職業的にトレーニングが義務づけられていたり、必要な方
■ 単に応急救護(応急手当て)の知識とスキルを身につけたい方
◇応急手当てプロバーダー
- 応急手当てプロバイダー
- 緊急事態に気づき、助けようと決める
- かかわる人の安全
- 法的な側面
- 救急医療サービス(EMS)
◇突然の心停止
- 呼吸器系と循環器系
- 突然の心停止と早期除細動
- 蘇生の連鎖
◇基本的なCPRスキル
- 胸部圧迫
- レスキュー呼吸
- 初期の評価 - 意識不明の子ども
◇生命を支えるための基本スキル(BLS)
- 意識不明、呼吸あり - 回復体位
- 意識不明、呼吸なし - CPR
- 自動体外式除細動器(AED)
- AEDの基本的な操作
- AEDのトラブル解決とその他の注意事項
◇異物による気道閉塞
- チョーキング - のど詰まり
◇応急手当ての評価
- 初期の評価 - 意識がある子ども
- 二次評価*
◇重傷の手当て
- 出血のコントロール
- 止血帯*
- 内出血
- ショックの管理
- 頭、首、または背中のケガ
- 四肢の腫れ、痛み、変形
- 副木*
◇軽いケガ
- 軽いケガ
◇熱傷(ヤケド)
- ヤケド
- 化学物質によるヤケド
- 電気的なヤケド
◇顔のケガ
- 目に入った物体
- 目に入った化学物質
- 鼻血
- 歯のケガ
◇急病の手当て
- 突発的な病気の警告兆候
- 意識レベルの変化(意識障害)
- 脳卒中
- 糖尿病の緊急時
- けいれん発作
- 呼吸困難、息切れ
- ぜんそく
- 定量薬品吸入器*
- ネブライザー*
- 激しいアレルギー反応
- エピペン自己注射器*
- 胸の痛み、激しい圧迫感や、不快感
- 激しい腹痛
◇中毒
- 飲み込みによる中毒
- 吸い込みによる中毒
◇咬み傷と刺し傷
- 咬み傷と刺し傷
- ヘビの咬傷
- クモの咬傷
- 刺す虫( 虫さされ)
- 人間や動物による咬み傷
◇環境による緊急時
- 熱疲労
- 熱射病
- 低体温症 (ハイポサーミア)
- 凍傷
◇その他の注意事項
- 緊急移動
- 精神面の考察事項
◇個々の問題の応急手当て(すべてオプション)
- 切断*
- 刺さった物体*
- 開放性の胸のケガ*
- 開放性の腹部のケガ*
- 妊娠の合併症 *
- ダニの咬み傷*
- 海の動物による刺し傷*
受講生からのコメント
ChildcarePlus(チャイルドケアプラス・コース)
これまでさまざまな講習を受けてきましたが、日常生活で「ありうる!」と思うような事例を一番たくさん学べたように思います。私は中学校の理科の教員をしているので、今回講習で出てきた事例はほぼすべて遭遇したことがありますし、これから遭遇することが多くあると思いますが、今回それらについて、1つ1つていねいにテキストやビデオ、くわしい説明を聞いたり見たりしたことで、どうすれば良かったのか、そして今後どうしたら良いかということをしっかりと振り返るとともに学ぶことができました。講習では、具体的な事例をたくさん話して頂き、グループごとに3種類の練習用の人形を貸して頂いて実習できたので、とても良かったです。(2013年12月受講、教職員)
知人からこの講習の情報を聞き、ずっと受講の機会を望んでいました。救急手当は、日々求められる職場であり、また実生活の中でも、災害時を考えると不可欠なスキルだと考えています。実践できることも大切ですが、まず「学ぶ」ということを念願においています。今回受講できたことで思い込んでいた手当ての仕方や認識のちがいなども知り、日々変化する方法は学んでいかなくてはいけないと痛感しています。消防署のものとは違い、1つ1つが現場で起こったことがある場面、想定できる場面であり、身近なものとして緊張感をもって受講しました。ありがとうございました。(2013年11月受講)
教員になるものとして、大変必要な力を付けさせていただいたと感じています。ありがとうございました。とてもわかりやすく、質問をしやすい雰囲気でとても良かったです。(2013年10月受講)
とても楽しくわかりやすく勉強になりました。途中、疑問に思うこと、不安なこと、こんな時はどうするんだろう?どうすればいいんだろうと思うようなことも都度都度質問でき、その場でクリアでき、とても有意義でした。今までも他機関の救急講習を受けてきましたが、どの機関のものよりわかりやすく楽しかったです。また、不安のあった部分もうんと解消でき、その後わが身におきうる事態、メンタルコントロールにも触れており、救命に当たる一般市民としてできうる限りの参加に自信がもてました。ありがとうございました。(2013年10月受講、保育関係者)
緊張感を和らげてくださる話し方、雰囲気でリラックスして受けることができました。すぐに役立つ(保育園で)内容がとても多く、受講してためになりました。勇気を持って、CPRに迎えるよう、今日の訓練を復習して、実践に生かせるようにしていきたいと思います。どうも、ありがとうございました。(2013年9月受講、保育士)
Instructor is so friendly person and she showed me all hands-on practices in a clear way. I learned a lot in one day. I could not imagine that I will learn so good in a short time. This programme is really useful for first aid education.(2013年9月受講、保育士)
幼稚園にあるAEDに対し、AEDがあるという安心感とAEDがあるけど・・・という不安感がありました。今回の研修でAEDの使用の仕方や、不安になったときにどうしたらいいのか?など、実際に、多くの事例もたくさん体験し、実習を通じて自分自身考え、動くことができるようになりました。今までの不安な気持ちよりも、いざと言う時のAED!という安心感を感じ、そして今まで以上に、安全への心構え、なども考えることができました。もしも、という事がないように、と思いますが、もしもと言う時に考え動けるよう、日々勉強していきたいと思います。ありがとうございました。(2013年9月受講)
CPRを実際に何回も行うことにより、知識としてだけでなく、体でも覚えられて良かったです。また、新しいわかりやすい方法を学ぶことができて、大変勉強になりました。子供に対しての精神的な面での対応の重要性もよくわかりました。受講により、アウトドアや緊急時の対応が、以前よりは落ちついてできるとよいなと思います。(2011年5月受講)
今回、動機として、組織としての受講であったが、日頃の生活の中で当たり前に起こりうることに対して、どういう意識で対応していくか、というのが一番良く分かった。技術的な面も分かったが、自分が助けようとする意識、助けられる人の状態を判断していく力が大切になってくると思った。この講習で学んだことを維持できるよう、日頃から緊急事態になった時どうするかを考えて行きたい。(2011年3月受講)
少人数でわかりやすかったです。消防署の救命講習でいつも謎だった30:2の理由がわかりました。おもしろかったです。ありがとうございました。(2011年3月受講)
受講する前と後では救助に対する意識ががらりと変わりました。講習も理解しやすく、質問にも適切に答えていただき、興味深く受講できました。考え方や知識だけでなく、実習に十分な経験をさせていただいたので、自分が救助する立場にたった時に自信をもって行動できると思います。ご指導ありがとうございました。(2011年2月受講、保育関係者)