コースで提供される講習内容
MFA ベーシックプラス (ガイドライン2015対応)
成人の救命法(CPRやAED)と救急法(急病やけがを含む一般的な応急手当て)の両方を幅広く習得する6〜7時間のプログラムです。
≪受講対象≫ 受講制限はありません。
■ 介護施設の職員
■ 警官、消防団員
■ 企業、組織、施設の従業員
■ 職業的にトレーニングが義務づけられていたり、必要な方
■ 単に応急救護(応急手当て)の知識とスキルを身につけたい方
◇応急手当てプロバーダー
- 応急手当てプロバイダー
- 法的な側面
- 緊急事態に気づき、助けようと決める
- かかわる人の安全
- 汚染した手袋を外す
- 救急医療サービス(EMS)
◇突然の心停止
- 呼吸器系と循環器系
- 突然の心停止と早期除細動
- 蘇生の連鎖
◇基本的なCPRスキル
- 胸部圧迫
- レスキュー呼吸
- 初期の評価 - 意識なし
◇生命を支えるための基本スキル(BLS)
- 意識不明、呼吸あり - 回復体位
- 意識不明、呼吸なし - CPR
- 自動体外式除細動器(AED)
- AEDの基本的な操作
- AEDのトラブル解決とその他の注意事項
◇異物による気道閉塞
- チョーキング - のど詰まり
◇応急手当ての評価
- 初期の評価 - 意識あり
- 二次評価(オプション)
◇重傷の手当て
- 出血のコントロール
- 止血帯(オプション)
- 内出血
- ショックの管理
- 頭、首、または背中のケガ
- 四肢の腫れ、痛み、変形
- 副木(オプション)
◇熱傷(ヤケド)
- ヤケド
- 化学物質によるヤケド
- 電気的なヤケド
◇急病の手当て
- 突発的な病気の警告兆候
- 意識レベルの変化(意識障害)
- 脳卒中
- 糖尿病の緊急時
- けいれん発作
- 呼吸困難、息切れ
- ぜんそく
- 定量薬剤吸入器(オプション)
- ネブライザー(オプション)
- 激しいアレルギー反応
- エピペン®自己注射器(オプション)
- 胸の痛み、激しい圧迫感や、不快感
- 激しい腹痛
◇中毒
- 飲み込みによる中毒
- 吸い込みによる中毒
◇環境による緊急時
- 熱疲労
- 熱射病
- 低体温症
- 凍傷
◇その他の注意事項
- 緊急移動
- 精神面の考察事項
◇個々の問題の応急手当て(すべてオプション)
- 切断
- 刺さった物体
- 開放性の胸のケガ
- 開放性の腹部のケガ
- 目に刺さった物体
- 目に入った化学物質
- 鼻血
- 歯のケガ
- 妊娠の合併症
- 咬み傷と刺し傷
- ヘビの咬傷
- クモの咬傷
- 刺す虫 (虫刺され)
- ダニの咬み傷
- 海の動物による刺し傷
- 人間や動物による咬み傷
受講生からのコメント
BasicPlus(ベーシックプラス・コース)
なぜ、そういう方法をするのか、意味まできちんと教えて頂いたので、とてもわかりやすかったです。話も上手でとても聞きやすかったです。(2011年9月受講)
仕事柄、店内で倒れたりする方がいました。意識がある方ばかりで、救急車を呼んですみましたが、今回受講したことで、いざという時に助けることができればいいな、と思いました。先生がおもしろく、よくわかりました。ありがとうございました。(2011年9月受講、販売業)
病院でお医者さんがいる状態でのCPR、AED使用でも緊張すると、あせってしまったり、患者さんの生死にかかわることなので、自分自身がショックを受けることがあります。ケアプラスに参加された方達や先生は、仕事としてではなく、人助けしようという精神には感動しました。(2011年9月受講、看護師)
救急法を以前、他の組織で学んだ時は難しくて、私はとてもできないと思っていましたが、MFAでは丁寧に簡潔に学べたので、苦手意識はなくなりました。自分で何度も復習して万一の場合、自信を持って実践できるようにしたいと思っています。受講してよかったです。ありがとうございました。(2011年8月受講)
非常にアメリカ的な、システマチックなクラスで、大変理解しやすく、また実習が多いので、自分が応急処置プロバイダーになったときの様子をイメージすることができました。インストラクターさん達の説明、進行も Very Good だったと思います。(2011年8月受講、アミューズメントパーク・キャスト)
今まで知っていた応急手当てのイメージが180度変わりました。救助のひとつひとつについての役割、そして順序を丁寧に指導頂き、とても楽しく学習することができました。また、今まで習っていた応急手当ては、実際にその場に遭遇したときを想像すると、すごく不安に思っていましたが、今日習ったことで、今までは逃げてしまいそうな場合も対応していけると思います。ありがとうございました。(2011年5月受講)
いちから丁寧に教えていただけたのでわかりやすかったです。実践をイメージしながら出来たこと。日常の延長の心がまえでよいこと。それにプラス具体的な手順や止血やCPR等の方法を練習できたことが自信につながりました。自分も含め相手を良く見ること、言葉をかけて安心させてあげることの重要性も、手当てと同じなのだと気づかされました。ありがとうございます。(2011年5月受講)
救急法については、苦手意識が強かったのですが、今回の受講で自信を持つことができました。ありがとうございました。(2011年3月受講、養護教諭)
受講する前に学校の授業でCPRのやり方を少しだけ学びました。ですが、ほとんど理解をする前に終わってしまいました。受講する直前までは、どんなに難しい事をするのだろうと不安でしたが、ビデオもあり、物語形式になっていたり写真つきの文章で説明されていたりと、とてもわかりやすいものばかりでした。実際に人形を使ってやってみて、人形の前でも、どういう動きを次にすればいいのかわからなくなってしまった場面があったけれど何度もやっていくうちにできるようになっていきました。実際に「人」を助ける事がある時は一生懸命、教えていただいたことを忘れずに行うことができればいいなと思いました。(2011年2月受講、大学生)
話を聞くだけでなく、それを実践(実技)と合わせる・確認するというスタイルだったが、それを段階的にしかも繰り返し行うので、わかりやすさがあり、やる気を引き出された気がする。子どもの事故の場合、いかに子どもに寄り添い安心させることが大事かを気づかせてもらった。あわせて、起こりやすい事故を想定し、慣れておくことが必要だと(大切なこと)あらためて思わされた。(2011年2月受講)